太陽と、月の光が昇る日。
レディグレイのおかわりを注げと夜はいいました。
君の気が済むまで空を覆う雲を掴んでいろともいいました。
この雲の端であなたはわたしを見つけるのです。
すべての音がなくなってもこの手を離さないのです。
使わないピアノを贈るのでそのメロディを聞かせてください。
わたしか世界に聞かせてください。
「君は夢を見てる」だれかがいいました。
朝のうつくしい朝日が部屋に侵入してきます。
医者を連れてください。猿と散歩します。
わたしはすべてを信じるから。
わたしのしたいこともっともっともっと教えて。
次にあなたが現れたら、その愛を炎の上で燃やします。
不安をかばんから取り出します。
わたしはすべてを信じるから。
あなたの望みを教えてよ。空高く飛ばしてあげるから。
「君は夢を見てる」だれかがいいました。
朝のうつくしい朝日が部屋に侵入してきます。
あなたの望みを教えてよ。
誰も知らない、君にしか分からない、あなたのやつを。
わたしが空高く飛ばしてあげるから。
ネオンで暗く光る空に。
夜なのに。